過去に摂食障害だった方へ。今からでも遅くない歯のケア。
こんにちは。医療系シンプリストのおつきみです。
摂食障害だった方へ
過去に摂食障害だった方に向けて、歯のホームケアについて書いてみようと思います。
実は私も10代から20代前半まで無理なダイエットを繰り返し食べられない時期も多く、自分の体形についてたくさん苦しみました。
誰にもカミングアウトしずに過ごしてきましたから、ここに書くことをとても悩みました。
特に過食嘔吐後に起こる後遺症を調べる途中は、何度もつらくなりました。
怖くなったり不安になったり…。
でも同じように苦しみ悩んでいる人の力になれたらと思い、勇気を出して記事にしました。
過食嘔吐の後遺症をまとめてみました。歯ver
- 歯が黄ばむ
- 酸蝕歯 (歯が透き通ってみえる)
- 虫歯
- 染みる
強力な胃酸でエナメル質が溶かされて様々な症状が出てきます。
まず表面のエナメル質が薄くなるため、黄色い象牙質がむき出しに。
そのために歯が黄ばんで見えます。
歯の先端は透き通るようになり、神経が露出するため冷たいものや温かいものが染みるようになります。
またエナメル質が溶けた分歯質が弱くなり、虫歯菌が入り込みやすくなります。
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ボロボロの歯でもあきらめない
本来溶けてしまったエナメル質は復元不可能です。
欠けてしまった部分はレジンやコンポジットなどで埋めるのが一般的。
でももしかしたらエナメル質が復元できる日が来るかもしれないのです。
近畿大学の研究で、レーザーを用いてエナメル質を修復する技術が開発されました。
欠けてしまったエナメル質が元通りになる日が来るかもしれない。
実現されたとしても審美目的の場合は保険適用外の治療になると予想されるので、
私は今からコツコツと貯蓄しています。
本学 歯科保存学講座 吉川一志 准教授は、近畿大学 生物理工学部 医用工学科本津茂樹 教授やモリタ製作所などとの共同研究において、ハイドロキシアパタイトの膜を、レーザーを用いて直接歯に堆積させ、エナメル質を修復する技術を開発しました。
私は定期的に歯に関するプレスニュースをチェックしています。
再生医療について簡単にまとめています。
今できること
- 定期的に歯医者にいく。
- 酸蝕歯の対策をして歯質を強化する。
- エナメル質の復元を願う方はお金を貯める。
私の歯も酸蝕しており、先端が透き通っています。
でもエナメル質が復元できる日を夢みて、日々ケアをしています。
エナメル質の復元ができるようになった時に、健康な歯を保っていたいですから。
まとめ
医学の進歩はめまぐるしい。
来る日に向けて、今ある歯を残存させよう。お金を貯めておこう。
過去は悔やんでも悔やみきれないこともあります。
失ったものは大きいかもしれないけれど、過去のおかげで気付けたものがあると私は信じています。
失ったものを考えるより、今あるものに目を向けて大切にしていこう。